はじめに

藤田医科大学は22年度に医学部創立50周年を迎えることになります。それを機に新たな教育を模索しています。リサーチマインドの育成・グローバル化・医療と介護・最先端医療・地域医療を担う新医療人という医学改革の三本柱の軸としたカリキュラム改革と教育内容の刷新を進めています。

臨床実習の経験から得た生きた知識・技能・態度を身に着けていくとと同時に、多職種間の専門職の連携を実践的に学んでいきます。伝統である熱意のある教員による学生への密な手厚い指導の中で生徒個々が多くの経験を積んで医学界の旅経つことができるようなお手伝いをしていければと考えています。

出典:藤田医科大学HP

住所

藤田医科大学医学部の所在地は愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98にあります。名鉄線前後駅もしくは地下鉄桜通線徳重駅からバスで10分から15分ほどです。

出典:藤田医科大学HP

入学金・学費

入学金

1,500,000円

1年目学費

6,300,000円

授業料250万円、教育充実費180万円、実験実習教材費50万円、合計630万円

2年次以降学費

4,700,000円

2年次から6年次は授業料250万円、実験実習教材費100万円、教育充実費120万円:合計470万円

6年間学費総額

29,800,000円

合計で630万円+470万円×5年=2980万円

その他学友会費・同窓会費・父母の会費などで40万円ほどかかります。その他寄付金などもかかります。

医学部の成績優秀者奨学金・藤田学園奨学金貸与制度などの奨学金制度もあります。

出典:藤田医科大学HP

偏差値

65.0

出典:河合塾医進塾HP

2、医師国家試験合格率

2019年:全体93.8%(全国17位)新卒96.5%(全国15位)既卒71.4%(全国23位タイ)
2018年:全体88.2%(全国62位タイ)新卒91.7%(全国61位)既卒54.5%(全国62位タイ)
2017年:全体89.0%(全国45位)新卒91.2%(全国54位)既卒57.1%(全国34位タイ)
2016年:全体94.5%(全国20位)新卒95.1%(全国36位タイ)既卒83.3%(全国10位タイ)

16年・19年は20番以内。既卒も含めて全体的にまずまずといえます。安定して30位前後の中上位に入ることで優秀な学生を呼べる可能性があります。

出典:医学部受験ラボHP

沿革・歴史

藤田医科大学の医学部関連の歴史・沿革を紹介します。

1971年11月:名古屋保健衛生大学(藤田医科大学の前身)医学部の設置許可

1972年4月:名古屋保健衛生大学医学部の設置許可、名古屋保健衛生大学総合医科学研究所開設

1972年11月:藤田学園名古屋保健衛生大学病院開設許可

1973年5月:藤田学園名古屋保健衛生大学病院開設

1984年6月:名古屋保健衛生大学救命救急センター開設

1987年3月:藤田学園保健衛生大学大学院医学研究科分子医学系専攻課程設置認可

1987年4月:藤田学園保健衛生大学大学院医学研究科分子医学系専攻課程開学、藤田学園保健衛生大学七栗サナトリウム開設

1991年4月:藤田学園保健衛生大学を藤田保健衛生大学に名称を変更

2016年1月:藤田保健衛生大学七栗サナトリウムの名称を藤田保健生大学七栗記念病院に変更

2017年4月:藤田保健衛生大学七栗研究所を「研究支援推進センター」に統合

2017年12月:藤田保健衛生大学大学院医学研究科医学専攻(博士課程)設置届出

2019年11月:藤田医科大学大学院医学研究科医科学専攻(修士課程)設置認可

2020年4月:藤田医科大学大学院医学研究科医科学専攻開学

出典:学校法人藤田学園HP

概要・特徴

藤田医科大学ではすべての患者の方に最善を尽くす「良き医療人」を目指すという考え方があります。学術的な研究を怠らずに最先端の医療技術や医療機器に関心を持って現場で実践をしていく。最善の医療を追求していく姿勢は今後も変わらないと考えています。医師を目指していく方に藤田医科大学では最高の医学教育をしていきます。次世代の方のためにもここは譲れません。

指導は1:1を基本に考えています。少人数の教育を徹底する理由は日々の進化する医学の知識や技術に対応できる医師を育成していくために必要なことです。

少人数のグループで1つの課題に取り組んで課題を見つけていきます。課題を見つけて・調べて・結論を導くという実践的な3段階で知識や思考方法をつけていきます。

学科の垣根を超えた学習をしていきます。他の学科の方と学ぶ・交流することでコミュニケーション能力を高めていきます。チームでの考え方や姿勢を身に着けていきます。

学生が臨床実習に行く際には控室から病院に20秒で到着することをモットーにしています。指導医からの要請に迅速に対応することそして現場のスピード感を体感して学んでいきます。

実習は少人数のグループ単位で行っていきます。動脈採血や気管挿管などの見学や補助からモニター装着やバイタルサインの測定さらに酸素投与・静脈採血などの業務を段階的に習得していきます。

夜勤実習では看護師と一緒に行動します。看護師の仕事を学ぶことで将来適切な指示とより正確な行動をすることができます。医療チームとしての自覚を身に着けていきます。

出典:藤田医科大学HP

カリキュラム

藤田医科大学のカリキュラムを紹介します。

1年次では良き医療人を目指した人間形成を含めた基礎を作っていきます。医師としての基礎を作るべく「医学教育入門」「生命倫理学」「人の行動と心理」などを通して医学の導入部門を学びます。入学直後から医療現場を見学・体験できる「早期臨床体験」を実施していきます。医療人としての自覚を高めていきます。また解剖学Ⅰや組織学などの基礎医学や臨床医学も学んでいきます。基礎となる人体の構造と機能を習得していきます。

2年次は人体の構造と機能を理解して臨床医学に備えていきます。解剖学Ⅱや病理学などの人体構造学、生理学や生化学などの人体機能学、微生物学やウイルス寄生虫学などをはじめとする生体防御学などの医師として必要で大切な科目を学びます。基礎をしっかりとつけていくことで3年次からの学習の理解度を高いものにしていきます。最も重要な医学研究方法である「疫学」「医学統計学」はEBM(根拠を持った医療)を大切にしていきます。医薬品の有効性の評価なども行っていきます。

3年次は基礎医学から臨床医学の移行期になります。多くの科目を学んでいきます。医療面接にとって大事な基本的診療技能をはじめとして血液・神経・運動器・呼吸器・腫瘍学・小児成長発達過程などの幅広い専門課程を学びます。臨床医学への対応力を上げていきます。初診患者の症例学習を行うための少人数制の問題解決学習もスタートしていきます。より高い学習とスキルアップをしていきます。

4年次は臨床実習に向けた知識の整理と統合をしていきます。臨床医学の知識を高めることと基本的手技を身に着けていきます。総合医学では今までの知識をまとめながら整理して統合していきます。臨床実習への準備をしていきます。また少人数制の問題学習もさらに実践的な内容で学習していきます。また地域医療・安全管理・法医学などから社会と医学の関係を理解していくことで幅を広げていきます。

5年次は臨床実習を通して知識と技術を定着していきます。藤田医科大学病院・ばんたね病院・七栗記念病院などで臨床実習を行います。診療参加型の実習であるクリニッククラークシップの方式を採用します。指導教員のもとで医療チームに入って実際に患者に接しながらも4年間で培った知識や技術を定着化していきます。そこから臨床現場で通じるところまでスキルを上げていきます。臨床実習を通して自身の課題と問題解決能力をつけていきます。患者ファーストの心を忘れてはいけません。

6年次は学びの統合と国家試験対策をしていきます。すべての知識と技術の再点検をしていきます。5年次同様に臨床実習を行いながら実践能力を高めていきます。医師としてのビジョンを持つための海外実習などの機会を設けていきます。選択制総合医学ではアメリカ・イタリア・韓国・タイなどの大学への留学が可能となります。日本とは違う医療の現場にふれていくことで確実に視野を広げていきます。6年時後半は医師国家試験対策を集中して行います。

出典:藤田医科大学HP

研修制度

藤田医科大学の研修制度を紹介します。基本コース・小児コース・産婦人科コース・外科コースに分かれます。藤田医科大学病院・藤田医科大学岡崎医療センター・豊田地域医療センター・藤田医科大学ばんたね病院・藤田医科大学七栗記念病院・組合立諏訪中央病院・亀井内科・呼吸器科などがあります。

基本コース

1年次は岡崎医院を4週、内科を16週、岡崎医院を4週、救急を8週、救急麻酔8週、外科4週、小児科4週、産婦人科4週、精神科4週の合計52週で行います。

2年次は内科8週、救急4週、地域医療4週、選択36週の合計52週で行います。

小児科コース

1年次は岡崎医院を4週、内科を16週、岡崎医院を4週、救急を8週、救急麻酔8週、外科4週、小児科4週、産婦人科4週、精神科4週の合計52週で行います。

2年次は内科8週、救急4週、地域医療4週、小児科4週、選択32週の合計52週で行います。

産婦人科コース

1年次は岡崎医院を4週、内科を16週、岡崎医院を4週、救急を8週、救急麻酔8週、外科4週、小児科4週、産婦人科4週、精神科4週の合計52週で行います。

2年次は内科8週、救急4週、地域医療4週、産婦人科4週、選択32週の合計52週で行います。

外科コース

1年次は岡崎医院を4週、内科を16週、岡崎医院を4週、救急を8週、救急麻酔8週、外科4週、小児科4週、産婦人科4週、精神科4週の合計52週で行います。

2年次は内科8週、救急4週、地域医療4週、外科4週、選択32週の合計52週で行います。

出典:藤田医科大学臨床研修センターHP

部活動

藤田医科大学では体育系・文化系・学術系などの様々なサークルがあります。忙しい勉強の気分転換そして同じ趣味を持った同志とかけがえのない時間を共有することができます。サークル仲間と卒業後も交流を持つ方も少なくありません。サークル活動もキャンパスライフの中の貴重な時間といえます。

体育系はゴルフ部・サッカー部・バレーボール部・硬式テニス部・準硬式野球部・ソフトテニス部・バスケットボール部・ラグビー部・弓道部・バドミントン部・水泳部・陸上競技部などがあります。

文科系は英語研究会・軽音楽部・茶道部・コーラス部・管弦楽部・音楽部・東洋医学生体研究部・医学教育研究会・超音波同好会・交換留学団体などがあります。

出典:藤田医科大学HP

連携病院

藤田医科大学の提携病院を紹介します。

医療法人こどもの城クリニック(名古屋市昭和区長戸町)
あおやま胃腸内科外科(名古屋市緑区鳴海町大清水)
十全クリニック(名古屋市瑞穂区茨木町)
星のまちクリニック(名古屋市名東区牧の原)
梅が丘内科とアレルギーのクリニック(名古屋市天白区梅が丘)
尾崎クリニック(名古屋市東区大曽根)
髙田内科医院(名古屋市西区幅下)
ゆうこ乳腺クリニック名駅(名古屋市中村区名駅)
植村循環器科・内科(豊明市西川町広原)
医療法人大医会日進おりど病院(日進市折戸町西田面)
小嶋病院(東海市大田町後田)
介護老人保健施設キュア北崎(大府市北崎町)
葵セントラル病院(岡崎市中田町)
一里山今井病院(刈谷市一里山町中本山)
うめもとクリニック(豊田市西岡町唐池)
山尾病院(西尾市桜木町)
医療法人秋田病院(知立市宝)
宇田ファミリークリニック(みよし市園原)
山口こどもクリニック(愛知郡東郷町大字春木字新池)
西山クリニック(額田郡幸田町大草広野)

出典:藤田医科大学病院/藤田医療情報ネットワーク

著名な卒業生

藤田医科大学の主な卒業生を紹介します。

高須幹弥氏(高須クリニック名古屋院長、高須クリニック高須克弥氏の息子)
芦原睦氏(中部労災病院心療内科メンタルヘルスセンター長)

出典:WIKI

ご相談・お問い合わせ

お問い合わせはこちらから

この記事の執筆・監修はこの人!
プロフィール
笠浪 真

税理士法人テラス 代表税理士
税理士・行政書士
MBA | 慶應義塾大学大学院 医療マネジメント専攻 修士号

1978年生まれ。京都府出身。藤沢市在住。大学卒業後、大手会計事務所・法律事務所等にて10年勤務。税務・法務・労務の知識とノウハウを習得して、平成23年に独立開業。
現在、総勢42人(R2年4月1日現在)のスタッフを抱え、クライアント数は法人・個人を含め約300社。
息子が交通事故に遭遇した際に、医師のおかげで一命をとりとめたことをきっかけに、今度は自分が医療業界へ恩返ししたいという思いに至る。

医院開業・医院経営・スタッフ採用・医療法人化・税務調査・事業承継などこれまでの相談件数は2,000件を超える。その豊富な事例とノウハウを問題解決パターンごとに分類し、クライアントに提供するだけでなく、オウンドメディア『開業医の教科書®︎』にて一般にも公開する。

医院の売上を増やすだけでなく、節税、労務などあらゆる経営課題を解決する。全てをワンストップで一任できる安心感から、医師からの紹介が絶えない。病院で息子の命を助けてもらったからこそ「ひとつでも多くの医院を永続的に繁栄させること」を使命とし、開業医の院長の経営参謀として活動している。

                       

こちらの記事を読んだあなたへのオススメ