はじめに

兵庫医科大学は1972に開校しました。間もなく開学50周年になります。学生の教育・医学の研究・先端医療の発展に尽力してきました。医師国家試験の合格率にこだわった指導を行っています。卒業生の多くは日本全国で臨床医として活躍しています。また海外で活躍する医師もいます。

臨床医が活躍しているだけでなく、研究部門でも高い成果を上げています。今後も時代に適した医療と研究を行っていくことで意義のある医科大学を目指していきます。

住所

兵庫医科大学の所在地は兵庫県西宮市武庫川町1番1号にあります。阪神線武庫川駅から徒歩3分程度と近いです。大阪・神戸から20・30分で通学可能ですのでアクセスはかなりいい方になります。

入学金・学費

兵庫医科大学の入学金と学費を紹介します。

入学金

2,000,000円

授業料

13,200,000円

220万円×6年=1320万円

実験実習費

6,000,000円

100万円×6年=600万円

施設設備費

7,800,000円

130万円×6年=780万円

教育充実費

120万円×6年=720万円

6年間学費総額

36,200,000円

合計で200万円+1320万円+600万円+780万円+720万円=3620万円

その他後援会費や学生会費で54万円ほどがかかります。

また特定診療科医師養成奨学金・日本学生支援機構奨学金などの奨学金制度もあります。

出典:兵庫医科大学医学部HP

偏差値

A日程62.5から65.0、B日程65.0。65あると合格可能性が高まりそうです。私立中堅レベルですが、医学部は基本的にどの大学も難関であることには変わりなく簡単に合格できるところはありません。

出典:河合塾医進塾HP

医師国家試験合格率

2019年:全体94.0%(全国15位タイ)新卒93.9%(全国43位タイ)既卒100.0%(全国1位タイ)
2018年:全体97.5%(全国3位タイ)新卒97.3%(全国15位)既卒100.0%(全国1位タイ)
2017年:全体89.3%(全国42位タイ)新卒88.8%(全国61位タイ)既卒100.0%(全国1位タイ)
2016年:全体95.2%(全国16位)新卒95.1%(全国36位タイ)既卒100.0%(全国1位タイ)

17年は私立医学部を中心に合格率がかなり低くなっています。その他の年は全体でも95%前後で全国20位以内に入っています。新卒も真ん中よりやや上とそれなりの成績を上げていますが、この数年は既卒者が全員合格しています。医師を目指そうとしている方が必ず合格しているということです。既卒者が100%を連発している大学は私立・国公立含めてもこの兵庫医科大学だけではないでしょうか。

出典:医学部受験ラボHP

沿革・歴史

兵庫医科大学病院の歴史を紹介します。

1971年11月:兵庫医科大学設置認可

1972年4月:兵庫医科大学開学、兵庫医科大学病院開院

1975年1月:兵庫医科大学医学会

1978年3月:大学院医学研究科設置認可

1978年4月:兵庫医科大学大学院医学研究科開設

1978年5月:第1回卒業生が医師国家試験を受験

1978年6月:兵庫医科大学大学院医学研究科入学式

1980年4月:兵庫医科大学病院救命救急センター開設

1987年7月:早期臨床体験実習の開始

1999年6月:兵庫医科大学リハビリテーションセンターの開設

2006年11月:兵庫医科大学病院PETセンターの開設

2008年11月:兵庫医科大学病院PETセンターの開設

2009年1月:兵庫医科大学病院IBDセンターの開設

2015年4月:兵庫医科大学健康医学クリニックの開設

2017年11月:教育研究棟の完成

出典:兵庫医科大学医学部HP

概要・教育目標

兵庫医科大学ではチュートリアル教育を重視しています。6・7人のグループに分かれて課題に対しては自ら問題点を出して討論を重ねて解決をしていく学習法になります。自学自習の習慣をつけていきます。各グループに教員がチューターとして参加します。議論の方向性の確認と評価をしていきます。問題解決能力の高い医師の養成をしていきます。

クリニカルクラークシップという診療参加型実習の導入を行って実践的で即戦力になる医師の育成をしていきます。臨床実習を早い額ねんから行っていくことで医学生としての自覚につなげていきます。また今までは解剖学・生化学などの科目ごとに学習をしていたものを肝臓・心臓などの臓器ごとに分けて学習をしていきます。治療を目的とした学習になりますので効果的といえます。

人文科学・自然科学・社会科学・社会医学などを含めた広範な知識を学ぶことができます。科学についての論理的な嗜好を付けることで将来医師として活動することに役立ちます。

出典:兵庫医科大学医学部HP

カリキュラム

兵庫医科大学のカリキュラムは1・2年は全体の知識、3・4年は医学全般、5・6年は医師という職業というものを中心に構成しています。

1年次

一般教養から基礎医学までを幅広く学んでいきます。高校と大学の橋渡しをしていきます。自然科学・人文科学・社会科学・語学などを学びます。医学概論ではチュートリアル教育を組み込んで自学自習能力をつけていきます。早期の臨床実習も体験していきます。

2年次

実習を中心とした基礎医学を学んでいきます。基礎医学と臨床医学の橋渡しをしていきます。生化学・生理学などの少人数の実習や臨床医学に入るための準備をしていきます。2年次に終了時に1・2年次の総まとめと確認の意味を込めての進級試験を行います。

3年次

統合カリキュラムを通した臓器別そして症状別に系統立てられた知識の確実な習得を後押しをします。また兵庫医療大学との連携で他学部の方との交流を通してのチーム医療というものを学んでいきます。また在宅ケア実習を通して在宅医療というものを学んでいきます。

4年次

知識を総復習して臨床実習に向けて技能を磨いていきます。3年時に引き続き統合カリキュラムの学習を行っていきます。基礎から臨床までの医学知識を整理していくとともに臨床実習のための手技を身に着けていきます。また4年次末に総合進級試験と共用試験を行います。

5年次

いよいよ臨床実習に入ります。クリニカルクラークシップによる参加型の実習で医療チームに入って患者さんに接していきます。緊張と充実感の連続で医師になる喜びと責任感を感じる時期になるものと思われます。また医師としてふさわしい態度や振る舞いも学んでいきます。

6年次

学びの集大成を行います。学内病院以外の実習を行います。学内選択臨床実習ではあなたの希望する科の実習を本格的に学んでいきます。実技試験では臨床推論を鍛えて医師としての診療技能を磨いていきます。最後に卒業試験と医師国家試験を行って研修医として医師の道に入ります。

出典:兵庫医科大学医学部HP

研修制度

兵庫医科大学の前期研修制度は基本プログラムがあります。1年目は内科6か月・外科2か月・必須・選択科を学びます。2年次はすべての科目を必須・選択科で学んでいきます。ただし救急科・産婦人科・小児科・精神科については1年次・2年次いずれかの授業で研修をしていきます。また救急科研修については3か月間のうちの1か月間を麻酔科を学んでも良いという規定があります。

また後期医療制度は初期の臨床研修を終えると、卒業2年間の初期医療研修を対象に、卒後3年目以降の研修体制を作っていきます。認定医や専門医を目指していく医師の方の独自のプログラムで後期医療研修を行っていきます。

履修科目は以下のようになります。1年目:レジデントA・2年目:レジデントB・3年目:レジデントCになります。採用願い・履歴書・医療免許証移し・後期医療研修に向けての意欲など。

応募される方は、申込締切日までに以下の手続きを行ってください。

各科での面接試験と書類選考があります。

出典:兵庫医科大学病院HP

部活動

兵庫医科大学の部活動を紹介します。体育会系・文化会系・ボランティア団体などがあります。同士が集まることで将来の仲間ができます。また忙しい勉強との合間に部活動を楽しむことは大きな意味での気分転換ができます。また先輩後輩というものを肌で知るいい機会になります。

運動系はアーチェリー部・スキー部・軟式テニス部・準硬式野球部・バスケットボール部・ヨット部・ワンダーフォーゲル部・合気道部・柔道部・ゴルフ部・卓球部・バドミントン部・ラグビー部・水泳部・アメリカンフットボール部・剣道部・サッカー部・軟式テニス部・バレーボール部・陸上競技部などがあります。

文化系は写真部・軽音楽部・家庭科部・室内楽団・ダンス部・マジック研究部・美術部・英語部などがあります。

ボランティアサークルにはボランティア部があります。

出典:兵庫医科大学医学部HP

連携病院

兵庫医科大学の連携病院を紹介します。

神戸大学医学部附属病院(兵庫県神戸市中央区楠町)
兵庫県災害医療センター(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通)
兵庫県立西宮病院(兵庫県西宮市六湛寺町)
笹生病院(兵庫県西宮市弓場町)
製鉄記念広畑病院(兵庫県姫路市広畑区夢前町)
兵庫県立加古川医療センター(兵庫県加古川市神野町神野)
加古川市民病院兵庫県(加古川市加古川町本町)
北播総合磨医療センター(兵庫県小野市市場町)
公立豊岡病院組合立豊岡病院(兵庫県豊岡市戸牧)
宝塚市立病院(兵庫県宝塚市小浜)
公立八鹿病院(兵庫県養父市八鹿町八鹿)
宇治徳洲会病院(石橋槇島町宇治市)

出典:日本救急医学会・救急医を目指す君へ

著名な卒業生

兵庫医科大学の主な卒業生を紹介します。

中野孝司氏(兵庫医科大学中皮腫アスベスト疾患センターのセンター長を経て同大学病院のがんセンター所長に就任)

出典:WIKI

ご相談・お問い合わせ

お問い合わせはこちらから

この記事の執筆・監修はこの人!
プロフィール
笠浪 真

税理士法人テラス 代表税理士
税理士・行政書士
MBA | 慶應義塾大学大学院 医療マネジメント専攻 修士号

1978年生まれ。京都府出身。藤沢市在住。大学卒業後、大手会計事務所・法律事務所等にて10年勤務。税務・法務・労務の知識とノウハウを習得して、平成23年に独立開業。
現在、総勢42人(R2年4月1日現在)のスタッフを抱え、クライアント数は法人・個人を含め約300社。
息子が交通事故に遭遇した際に、医師のおかげで一命をとりとめたことをきっかけに、今度は自分が医療業界へ恩返ししたいという思いに至る。

医院開業・医院経営・スタッフ採用・医療法人化・税務調査・事業承継などこれまでの相談件数は2,000件を超える。その豊富な事例とノウハウを問題解決パターンごとに分類し、クライアントに提供するだけでなく、オウンドメディア『開業医の教科書®︎』にて一般にも公開する。

医院の売上を増やすだけでなく、節税、労務などあらゆる経営課題を解決する。全てをワンストップで一任できる安心感から、医師からの紹介が絶えない。病院で息子の命を助けてもらったからこそ「ひとつでも多くの医院を永続的に繁栄させること」を使命とし、開業医の院長の経営参謀として活動している。

                       

こちらの記事を読んだあなたへのオススメ