はじめに

奈良県立医科大学医学部は最高の医学と最善の医学を持って地域の安心と社会の発展に貢献していきます。医学を基礎としていく街作りの構想をしています。工学的な知見を医学に応用していきます。医師が有する膨大な知識を患者の治療と医学的に正しい製品と住居そして街作りに関わるすべてのものにいかしていきます。医学に基づいた社会貢献を目指していきます。企業の力と医学との融合で新しい産業を生みだしたいという考えでいます。

出典:奈良県立医科大学医学部HP

所在地

奈良県立医科大学医学部の所在地は奈良県橿原市四条町840番地にあります。畝傍駅もしくは八木西口駅から徒歩10分程度なので交通機関なしでは行けそうです。ただ大阪・京都からだとどちらからも片道1時間半近くは見る必要があります。勉強の忙しい医学生ということを考えると通うのはどうかな?という距離になりそうです。

出典:奈良県立医科大学医学部HP

入学金・学費

奈良県立医科大学医学部の学費を紹介します。

1年次は入学金は802000円、授業料は535800円で合計が133万7800円

2年次から6年次は授業料が535800円×5年間=267万9000円

合計が133万7800円+267万9000円=401万6800円

入学金は国立大学よりも50万円超高くなります。授業料は他の国立大学医学部と変わりません。国公立医学部の中では高めですが、私立医学部と比較すればそれでも7・8分の1程度ですので安価なのには変わりありません。

出典:医学部受験マニュアルHP

偏差値

67.5

国公立大学医学部の中でも高い方といえます。名古屋大学医学部岐阜大学医学部大阪市立大学医学部広島大学医学部あたりが併願候補になります。

奈良県立医科大学医学部の倍率を紹介します。

19年度:前期6.3倍、後期15.1倍、センター課す地域5.9倍、センター試験課すその他8.9倍、18年度は同8.1倍、12.5倍、6.7倍、9.0倍。

私立大学に近いくらいの高い倍率でかなりの激戦になりそうです。

出典:旺文社HP

医師国家試験合格率

2020年:全体95.0%(全国25位タイ)新卒99.0%(全国15位タイ)既卒68.8%(全国46位タイ)
2019年:全体87.9%(全国61位)新卒92.2%(全国53位タイ)既卒25.0%(全国76位タイ)
2018年:全体92.9%(全国32位タイ)新卒99.1%(全国4位タイ)既卒57.9%(全国54位)
2017年:全体84.3%(全国67位)新卒87.0%(全国67位)既卒61.5%(全国30位タイ)
2016年:全体89.7%(全国58位タイ)新卒94.2%(全国49位タイ)既卒50.0%(全国56位タイ)

17年を除けば合格率90%前後・順位は中位前後という感じです。全体を通せばカモ不可もなしというところです。既卒も中位か少しだけ下回る程度となっています。

出典:医学部受験ラボHP

歴史

奈良県立医科大学の歴史を紹介します。

昭和20年4月:奈良県立医学専門学校の設立
昭和20年7月:奈良県立医学専門学校の第1回入学式を行う
昭和21年4月:校舎を高市郡畝傍町畝傍に移転
昭和22年7月:奈良県立医科大学の予科を開設
昭和23年4月:旧制奈良県立医科大学を開設、入学定員40名
昭和26年3月:医学専門学校の廃止
昭和27年3月:医科大学の1回生が卒業
昭和27年4月:奈良県立医科大学新制の開設、入学定員40名
昭和31年3月:医科大学の第1回生が卒業
昭和34年12月:基礎医学校舎が完成
昭和35年1月:大学の住所表示を橿原市四条町に変更
昭和35年4月:奈良県立医科大学の大学院を設置、入学定員23名
昭和39年4月:入学定員を40人から 60人に変更
昭和43年4月:医学部附属がんセンターの設置
昭和45年8月:附属がんセンターを増築
昭和49年11月:附属がんセンターを再増築
昭和56年9月:附属病院の新本館を竣工
平成6年3月:大学の理念及び目的を制定
平成6年8月:エイズ拠点病院選定
平成7年9月:開学50周年の記念式典を挙行
平成16年3月:臨床研修病院の指定を行う
平成21年5月:附属病院内に緩和ケア外来を設置
平成22年4月:医学科の入学定員を105人から113人に変更
平成23年6月:地域医療総合支援センターを奈良県とともに設置
平成26年12月:附属病院内に入退院管理センターを設置
平成29年10月:附属病院内に脳卒中センターを設置

出典:奈良県立医科大学医学部HP

特徴

奈良県立医科大学の特徴は以下のようになります。

豊かな人間性に基づいた高い倫理観と好奇心の高い科学的な研究者の育成を目指していきます。また地域や海外の方と積極的に交流のできる医師を養成していきます。

研究成果を患者さんのための最善の医療に活かしていきます。そこから奈良県民の健康の増進を図っていくとともに最先端の研究によって医学の進歩に貢献していきます。

最高の医学の追究を使命として最善の医療を追求していきます。自らの職務に誇りを持って自らで行動ができること、生涯にわたって教育・研究・診療の発展をし続けることができる意志の強い医療人の育成を目指していきます。

出典:奈良県立医科大学医学部PDF

カリキュラム

奈良県立医科大学のカリキュラムを紹介します。1単位=15週間の授業の確保、臨床英語教授の着任、仮進級制度の廃止と留年時の全科目再履修制度の導入、医学科の臨床実習をトータル72週で行うこと、夏休みの有効な活用、FD受講の義務化と登録制度の導入、3か月の海外研究実習の実現、年一度の保護者懇談会の開催などを目標にしています。

1年次は一般教養科目、生涯学習の基礎、臨床英語、医学特別講義、入門手技実習Ⅰ、奈良県を知る、医学特別実習などを行います。

2年次は基礎医学Ⅰ、臨床英語、ロールモデル、聖書通信講座、入門手技実習Ⅱ、TBL、研究室配属実習などを行います。

3年次は基礎医学Ⅱ、私のキャリアパス、入門手技実習Ⅲ、地域医療実習Ⅰ、医療安全学Ⅰ、TBL、自主学習などを行います。

4年次は臨床医学、フィールドワーク、社会医学、臨床医学、臨床主義実習、実践的医療倫理、多職種連携、共用試験、BSLオリエンテーション、基礎臨床実習などを行います。

5年次は基礎臨床実習、臨床実習Ⅰ、臨床実習Ⅱ、TBLなどを行います。

6年次は臨床実習Ⅱ、地域医療実習Ⅱ、キャリアパスメンター実習Ⅰ・Ⅱ、卒業試験、医師国家試験などを行います。

無事に大学を卒業出来た方は医師としての本格的な研修である卒後研修に入ります。

出典:奈良県立医科大学医学部PDF

研修制度

奈良県立医科大学の卒後研修のカリキュラムは標準プログラムA・Bと産科特別プログラム・小児科特別プログラムとがあります。

標準プログラムAは1年次にオリエンテーション2週間、内科24週間、救急科8週間、外科4週間、小児科4週間、産婦人科4週間、精神科4週間の合計50週程度、2年次に地域医療研修5週間、希望の選択科45週の合計50週程度で行います。基本的に奈良県立医科大学付属病院で研修を行います。

標準プログラムBは1年次にオリエンテーション2週間、内科24週間、救急科8週間、外科4週間、小児科4週間、産婦人科4週間、精神科4週間の合計50週程度、2年次に地域医療研修5週間、希望の選択科45週の合計50週程度で行います。基本的に1年次に協力病院、2年次に奈良県立医科大学付属病院で研修を行います。

産科特別プログラムは1年次にオリエンテーション2週間、内科24週間、救急科8週間、外科4週間、小児科4週間、産婦人科4週間、精神科4週間の合計50週程度、2年次に地域医療研修5週間、産科を中心とする選択科45週の合計50週程度で行います。基本的に奈良県立医科大学付属病院で研修を行います。

小児科特別プログラムは1年次にオリエンテーション2週間、内科24週間、救急科8週間、外科4週間、小児科4週間、産婦人科4週間、精神科4週間の合計50週程度、2年次に地域医療研修5週間、小児科12週、希望の選択科33週の合計50週程度で行います。基本的に奈良県立医科大学付属病院で研修を行います。ただ2年次の小児科に関しては協力型の病院で研修を行います。

出典:奈良県立医科大学付属病院HP

部活動

奈良県立医科大学の部活動を紹介します。文化系と運動系があります。学生生活を有意義に過ごすことそして幅広い人間力を養うという意味でもクラブ活動に加入するのはメリットのあることといえます。厳しいカリキュラムの多い医学部の中で勉強とサークル活動の両立をどうしていくかということは悩ましいところともいえます。

文化系は軽音楽部・アンサンブル部・ギター部・写真部・文芸部・医学英語研究会・社会医学研究会・茶道部・聖書研究会・ライブワイヤー会・ダンス部・東洋医学研究会・ライフサポートなどがあります。
運動系は野球部・サッカー部・ラグビー部・硬式テニス部・軟式テニス部・スキー部・ワンダーフォーゲル部・水泳部・相撲部・バスケットボール部・バレーボール部・卓球部・柔道部・剣道部・弓道部・空手部・合気道部・自動車部・バドミントン部・ヨット部・陸上競技部・ゴルフ部・ライダー会・ハンドボール部などがあります。

出典:奈良県立医科大学付属病院HP

連携病院

奈良県立医科大学医学部の主な連携病院を紹介します。

あやめ池いしい婦人科クリニック(奈良市あやめ池北)
有山整形外科(奈良市登美ヶ丘)
かじもとこどもクリニック(奈良市学園大和町)
喜多野医院(奈良市中筋町)
医療法人坂口医院(奈良市瓦堂町)
鈴木内科クリニック(奈良市西大寺本町)
高山クリニック(奈良市柏木町)
医療法人寺崎クリニック(奈良市南城戸町)
中辻耳鼻咽喉科クリニック(奈良市右京)
中野司朗レディースクリニック(奈良市北登美ヶ丘)
小林クリニック(奈良県天理市西長柄町)
飯岡医院(桜井市芝)
釜本眼科医院(宇陀市榛原高萩台)
辻村医院(大和郡山市柳町)
いこま駅前クリニック(生駒市本町)
いしむら整形外科(生駒郡平群町三里)
池田眼科医院(大和高田市南本町)
安東内科医院(橿原市山之坊町)
山下医院(御所市三室)
杉﨑医院(五條市中之町)

出典:奈良県立医科大学付属病院HP

著名な卒業生

奈良県立医科大学医学部の主な開業医の方を紹介します。

阪口晃行氏(内科医・阪口クリニック院長)
志田泰明氏(小児科医・しだ小児科クリニック院長)
酒本佳洋氏(整形外科医・さかもと整形外科クリニック院長)
山本史郎氏(耳鼻咽喉科医・山本耳鼻咽喉科院長)
武内亜紀子氏(整形外科医・武内クリニック副院長・ご主人と思われる方が院長)

出典:病院検索ホスピタ

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プロフィール
笠浪 真

税理士法人テラス 代表税理士
税理士・行政書士
MBA | 慶應義塾大学大学院 医療マネジメント専攻 修士号

1978年生まれ。京都府出身。藤沢市在住。大学卒業後、大手会計事務所・法律事務所等にて10年勤務。税務・法務・労務の知識とノウハウを習得して、平成23年に独立開業。
現在、総勢52人(令和3年10月1日現在)のスタッフを抱え、クライアント数は法人・個人を含め約300社。
息子が交通事故に遭遇した際に、医師のおかげで一命をとりとめたことをきっかけに、今度は自分が医療業界へ恩返ししたいという思いに至る。

医院開業・医院経営・スタッフ採用・医療法人化・税務調査・事業承継などこれまでの相談件数は2,000件を超える。その豊富な事例とノウハウを問題解決パターンごとに分類し、クライアントに提供するだけでなく、オウンドメディア『開業医の教科書®︎』にて一般にも公開する。

医院の売上を増やすだけでなく、節税、労務などあらゆる経営課題を解決する。全てをワンストップで一任できる安心感から、医師からの紹介が絶えない。病院で息子の命を助けてもらったからこそ「ひとつでも多くの医院を永続的に繁栄させること」を使命とし、開業医の院長の経営参謀として活動している。

                       

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