2020年はコロナの影響で売上を大きく下げた医院・クリニックが多く、医院開業を考えている先生にとっては大きな不安要素となったでしょう。
「医院開業は今はやめておいた方が良いのではないか……」
このように考えている勤務医の先生も多いのではないでしょうか?
しかし、緊急事態宣言が解除されて以降、多くの医院の売上は着実に元に戻りつつあります。
さらに、withコロナ時代の今、かつてないほどに医院開業に好条件が揃っています。
Contents
医院開業に欠かせないヒト・モノ・カネ
経営を成功させる3つの要素は、昔からヒト・モノ・カネと言われています。
医院開業を成功させるためにも、次のヒト・モノ・カネの3つの要素は欠かすことができません。
1 | ヒト | スタッフ採用 |
---|---|---|
2 | モノ | 開業場所 |
3 | カネ | 事業計画・資金調達 |
どれか1つが欠けていても、医院開業後の経営にとても苦労することになります。
しかしwithコロナ時代の今、ヒト・モノ・カネについては、未だかつてないほどの好条件に恵まれています。
今から医院開業して、理想の医院を作り上げたいと考えている先生にとっては絶好のチャンスなのです。
【ヒト】withコロナ時代はスタッフを採用しやすい
コロナで売上を下げた医院・クリニックは人件費を削減するため、スタッフの採用人数を絞っている傾向にあります。
緊急事態宣言が解除され、無事に売上が戻ってきた医院・クリニックでも、積極的にスタッフを採用しようという動きにはなっていません。
しかし、これは逆に言えば優秀で長く働いてくれるスタッフを採用する絶好のチャンスということです。
本来であれば、他の医院・クリニックが放っておかないような有望な人ですら、就職先を見つけることに苦労しています。
なお、受付や助手などの職種ではコロナの影響で医療業界は避けられているという話を聞きますが、そもそも多くの業種が人件費を削減しています。衛生面での安全管理をしっかりと行えば、今後は医療業界への募集は増えていくでしょう。
オープニングスタッフは辞めやすい傾向にあります。しかし、最初から優秀で長く働いてくれるスタッフが採用できれば、離職率に悩むこともなく、チームワークの良い職場を実現することができます。
【モノ】希望の開業物件が見つかりやすい
言うまでもなく、医院開業では開業物件は重要です。
どこに開業するかによって、患者さんの来院数は大きく左右され、しかも簡単に変えることができません。
しかし、withコロナ時代に突入すると、以前より希望の開業物件が見つかりやすくなっています。
景気後退とテレワーク定着により、空いている物件が増えているためです。
特にテレワークは一時的な現象ではなく、当たり前となっていくので、今後もこの傾向は続くでしょう。
そのため、これから開業を希望する先生にとっては、物件を奪い合うライバルが減り、優良物件に出会いやすくなっています。
【カネ】じつは自己資金ゼロで医院開業できる
理想の開業物件が見つかりやすく、しかも優秀で長く働いてくれるスタッフとも出会いやすい。
これだけでも、医院開業にとっては絶好のチャンスであることはお分かりいただけたかと思います。
しかし、医院開業の絶好のチャンスとわかっていながら、
「自己資金はいくら用意しておけば良いかわからない」
「どれだけお金がかかるのか……」
と足踏みしている先生もいらっしゃることでしょう。
ただ、「自己資金を多く用意して、銀行からの借り入れは減らす」というのは、決して医院開業成功の考え方としては正しくありません。
むしろ大事なことは、「自己資金を極力使わず、銀行から多く融資を受けて、その代わり返済期間を長く設定する」ことです。
実際に、ほぼ自己資金ゼロで医院開業し、資金繰りに苦労することなく成功された先生も多く見てきました。
自己資金ゼロで開業することは可能なのです。
【自己資金ゼロ】医院開業・資金調達オンラインセミナー開催
そうは言っても、「自己資金ゼロと言うが、どうやったら銀行はそんなにお金を貸してくれるのか?」と思った先生も多いでしょう。
そこで今回、医業を専門とする銀行員と税理士が、自己資金ゼロで開業するポイントをお伝えする「医院開業・資金調達オンラインセミナー」を開催することとしました。
1人目の講師は、静岡銀行の渡辺靖史氏。渡辺氏には、延べ13年の医療ビジネスの経験と、実際に銀行員として融資を通す側の視点から、次のことをお話いただきます。
- 自己資金ゼロで医院開業が実現できる秘策
- お金を貸したい先生、お金を貸したくない先生の特徴
- 銀行と有利に交渉を進め、お金が借りやすくなる方法
さらに、セミナー後半では医業専門の税理士が、医院経営の成功に欠かせないヒト・モノ・カネについてお伝えします。
講師は、医院・クリニックのクライアント数300件、相談件数2,000件、年間20件以上の医療法人設立に関わる税理士法人テラス代表の笠浪真が勤めます。
- 失敗しない事業計画書のポイント~『借入金返済』という最大の支出について~
- 銀行から十分なお金を借りるための方法
- 絶対に契約してはいけない物件の見分け方
- スムーズに医師やスタッフを採用する方法
- 辞めないスタッフの見分け方
- 医療専門税理士が作成する本物の事業計画書
- 成功された開業医の先生に共通すること
自己資金ゼロで医院開業し、開業後も無理なく借入金を返済し、医院の黒字経営を実現する秘訣を余すところなくお伝えします。
また、セミナーに参加された先生には、次の特典を用意致します。
- (1)日本医師会第19代会長 横倉義武先生推薦! 税理士法人テラス代表笠浪真の初の著書「開業医の教科書(定価:4,180円)」を参加者全員にプレゼント
- (2)縁故によるスタッフ採用10の注意点を公開!
- (3)【非売品】医院開業前から知っておくべきスタッフに長く働いてもらう6つの方法
- (4)【非売品】医院開業前に知っておくべき38のチェックリスト
- (5)『通常3万円→無料』の無料個別相談
2020年7月に開催したセミナーでは、10組中7組の先生が個別相談を受けられており、大変喜ばれています。
日程は2020/11/1(日)、11/28(土)にて行いますので、ご都合の良い日時にお越しください。
参加費は無料です。ご夫婦でご参加することも可能ですので、ぜひとも奥様と一緒にご参加ください。
質疑応答やセミナー中のご質問への迅速な対応ができるよう、恐縮ながら先着10名までとさせていただきます。
なお、このセミナーは勤務医の先生と奥様やご家族の方に限ります。すでに開業されている先生はご参加頂けませんのでご了承ください。
ご相談・お問い合わせ


- 笠浪 真
税理士法人テラス 代表税理士
税理士・行政書士
MBA | 慶應義塾大学大学院 医療マネジメント専攻 修士号1978年生まれ。京都府出身。藤沢市在住。大学卒業後、大手会計事務所・法律事務所等にて10年勤務。税務・法務・労務の知識とノウハウを習得して、平成23年に独立開業。
現在、総勢42人(R2年4月1日現在)のスタッフを抱え、クライアント数は法人・個人を含め約300社。
息子が交通事故に遭遇した際に、医師のおかげで一命をとりとめたことをきっかけに、今度は自分が医療業界へ恩返ししたいという思いに至る。医院開業・医院経営・スタッフ採用・医療法人化・税務調査・事業承継などこれまでの相談件数は2,000件を超える。その豊富な事例とノウハウを問題解決パターンごとに分類し、クライアントに提供するだけでなく、オウンドメディア『開業医の教科書®︎』にて一般にも公開する。
医院の売上を増やすだけでなく、節税、労務などあらゆる経営課題を解決する。全てをワンストップで一任できる安心感から、医師からの紹介が絶えない。病院で息子の命を助けてもらったからこそ「ひとつでも多くの医院を永続的に繁栄させること」を使命とし、開業医の院長の経営参謀として活動している。
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